KAKARITSUKE かかりつけ大工。

建築中ブログ

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2018.07.02
瑞穂区注文住宅新築 1階は桧 2階は杉の無垢フロア

こんにちは!かかりつけ大工の友建です。

 

フロア材を張る前に必ず行う作業。

それは、

 

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墨出しです。

写真ですと少し分かりずらいと思いますが、写真中央に黒い線が見えるでしょうか?

この墨は、フロア材を張っていくための基準となる墨です。

 

基準墨が無いと、壁面に対して斜めにフロア材の目地がくる。

こんな現象も起きかねません。

それと、壁面側に細いフロア材が入らないように割り付けをします。

これらは、見た目が良いか。悪いか。これに尽きると思います。

 

いよいよ、2階の杉フロアを紹介したいと思います。

 

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岐阜県東濃地区でとれた杉材を使用。

杉材は、柔らかくて傷が付きやすいとお思いになる方もみえられると思います。

 

その通りで、杉材は柔らかくて傷等つきやすいです。

しかし、杉は安価で加工しやすい材料の為、住宅市場では多く出回っています。

それと杉材には、

気分を落ち着かせる効果があると研究によって結果が出ています。

 

これは、集中力の向上。などに繋がるため、子供室などの床材に使用してもらいバリバリ勉強をしてもらいましょう。

また、睡眠導入にも効果があることが分かっており、落ち着いた環境の中で快適に睡眠が取れるます。

 

そして、一階には桧材を使用。

 

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桧材は、構造躯体の材料として住宅市場で多く出回っております。

と言いますのも、桧材は伐採されてからも100年以上成長し続ける材料と言われております。

その為、構造躯体として多く使用されることが多いです。

 

また、桧には良質な香り(中には苦手と感じる人もいらっしゃると思いますが)が長く維持され、良質な空間を維持してくれます。

桧材に関しては、杉材に比べると少し値は張りますが、こうして良質な空間にしたい場所を絞ることでコストを抑えることが出来ます。

 

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この写真は、フロア材の張り向きを変えた写真になります。

これは、友建の大工・設計デザインの目線から提案したものです。

こうした収まりなどは、なかなかお客様からは出てきにくいものです。

 

そこで我々が最善だと思う収まりをお客様に提供させていただき、お客様と共に住宅を造っております。

 

その他物件のブログもアップしていくので、ご覧いただけると幸いです。

 


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