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2016.03.18

《新築》断熱工事・気密工事について

『家の中が夏は暑く、冬は寒い』

『クーラーやエアコンをつけているのにあまり効いている感じがしない』

『すきま風のせいで家の中が冷えてしまっている』

こういった悩みを抱えたことはありませんか?

 

これらは全て「断熱・気密工事」に要因があると考えられます。

断熱・気密工事とは、皆様の暮らしを快適にするためのとても重要な工事です。

今回は断熱・気密工事の意義や断熱材の施工について説明したいと思います。

 

断熱材は、壁の中に敷き詰めることで外の熱を遮り、夏は涼しさを・冬は暖かさをキープする性能を持ちます。

ここでしっかり隙間がないように断熱材を敷き詰めておかないと、外のが室内に侵入してしまいます。

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↑柱と柱の間に敷き詰められた白いものが断熱材です。少しでもすきまが空いていると家の中の快適な室温を保つことができません。

 

この断熱材とセットで、断熱・気密工事において重要な役割を担う「気密シート」というものがあります。

気密シートは、断熱材の上にすきまなく貼ることで外の空気が室内に侵入するのを防ぎます。

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↑緑色の薄いシートが気密シートです。気密シートがないと、外の空気が断熱材の隙間から室内に侵入してしまい「すきま風」を生み出す原因となるのです。

 

また逆に、気密シートは室内の空気が壁内へ侵入することも防ぎます。

皆様は「内部結露」というものをご存知でしょうか?

空気は常に水蒸気を含んでいます。暖かい空気と冷たい空気では、含むことができる水蒸気の量が違います。

暖かい空気に比べ冷たい空気は含むことができる水蒸気の量が少ないです。大きなコップ一杯の水を小さなコップに移したとき、入りきらなかった水がコップからこぼれてしまうのと同じように、暖かい空気が急激に冷やされ冷たい空気になると入りきらなかった水蒸気がこぼれてしまい、そのこぼれた水蒸気が水滴へと姿を変えます。この現象を結露といいます。(↓イラスト参照)

結露

 

この結露が、壁の中で起こる…それが「内部結露」です。

気密シートがないと、室内の暖かい空気が壁の中に侵入し急激に冷やされて内部結露が生じます。内部結露が生じると水滴で木材が腐っていき壁が脆くなってしまうのです。(↓イラスト参照)

内部結露

 

見た目は丈夫そうでも、見えない壁の中で内部結露がたくさん起こっているかもしれないと思うと、とても恐ろしいですよね…。

 

断熱材と気密シートにより外と室内の空気の行き来を完全にシャットアウトすることで、快適な生活と家の安全を守ることができます。家が完成すると見えなくなってしまう断熱・気密工事ですが、だからこそしっかり隙間なく施工することが重要なのです。

 

我々かかりつけ大工は、皆様が快適な暮らしを送れることを第一に考え、こういった目に見えない部分の施工も徹底しています。

施工状況を随時ブログで公開していきますのでそちらもぜひチェックしてください!


 

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